千葉市
再発した悪性脳腫瘍に放射性治療薬、国立がん研究センターが治験開始
国立がん研究センター(東京都)と量子科学技術研究開発機構(千葉市)は今年7月から、再発した悪性脳腫瘍の患者に対し、薬から放射線を出す放射性治療薬を使う臨床試験(治験)を始めた。悪性度が高い膠芽腫(こうがしゅ)や、ほかの臓器のがんが転移した転移性脳腫瘍などで再発した患者が対象。
新薬は成分の銅の働きによって、通常の治療が効きにくい低酸素化した腫瘍細胞に集積し、ベータ線などを放出して内部から腫瘍を攻撃する。マウス実験では、生存期間を2倍以上に延ばす効果があったという。
治験では、原則として1週間ごとに注射で4回投与する。2021年3月までの約3年間に、12~30人の患者を対象に実施する予定だ。順調に進めば、8~10年後には治療薬として使えるようになる見込み。肺がんや子宮頸(けい)がんなどにも適用を拡大できる可能性があるとしている。
本日、千葉市美浜区打瀬自宅より依頼を受け、お伺い、車椅子にて
千葉市中央区中央港千葉みなとリハビリテーション病院に
入院致しました。